朧月庵

なんか書いたりします

2016年近畿の旅 4-6日目

去る2016年の4/29~5/7にかけて、近畿地方、具体的には明石と京都に行ってきました。
本記事は、その4~6日目に関するものとなります。

前記事はこちら。
hazymoon.hatenablog.jp


京都秘封ランドスケープ一覧


4日目

5/3、京都3日目の朝となりました。
帰省されるかがくまさんとお別れして、京都の街に繰り出しましょう。
出町柳駅のロッカーに荷物を預けて、相棒ことBT号に跨ります。

賀茂大橋を渡り、鴨川西側の川縁をひたすら南へ進みます。
ウォーキングコースにもなっており、非常に気持ちが良いスポット。
四条通に出て西に向かいたかった*1のですが、川縁から上がれるところがない。
四条大橋を少し過ぎたあたりで渡りを見つけて河原町へ。
目の前にあった東西の道、高辻通に入り、西大路を目指します。
西大路に入った所で北に折れ、四条を過ぎると目的地に辿り着きました。

春日ランドスケープ

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春日大明神です。
端午の節句が近いためか、鳥居の奥に鯉のぼりが見えてます。

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六尺藤はもう見頃を過ぎていましたね......

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野外の能舞台で影向の松*2の面影を探したり、

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放水銃格納箱を眺めたりしつつ、ランドスケープを見つけました。

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春日ランドスケープです。
元のイラストと見比べて気が付きましたが、これ、もう一つ右のベンチでしたね......
また行くことにしましょう。

嵐電ランドスケープ

さて、春日を後にしまして、まずは目の前の佐井通を北へ、六角通で左に折れます。
映画コナンの手毬唄にもなっていたので大きめの通かと思っていましたが、普通の住宅街。
それもやたらと折れ曲がっています。工場の脇をぐねぐね、アパート街をぐねぐね、GoogleMapを頼りに狭い路地から三条に顔を出すと、目の前に停車場がありました。
電車が来るまで待つことしばし......

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嵐電ランドスケープです。
元のイラストでは蓮子ちゃんがたい焼きを頬張っていましたが、このアングルのちょうど左手にお惣菜屋さん(?)がありました。
季節によっては、そちらで販売しているのかもしれませんね。

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直ぐに逆側の電車も来たので、こちらも一枚。
ネオイバラキには軌道路線は無いので、とても新鮮でした。

京都市街北西部へ

次のランドスケープはちょっと遠いので、気合を入れてBT号に跨ります。
そのまま三条を西に進むと......

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猿田彦神社です。
天狗クラスタ的にはチェックしたい神社でした。
境内でお勤めされている方が沢山いらっしゃいましたので、ササッとお参り。

猿田彦神社を過ぎると直ぐに天神川があり、その交差点、天神川三条で北に折れて、162号線へ。
しばらくその道を北上していくと、昨日登った雙ケ岡が見えてきます。
162号線は雙ケ岡に沿うように伸びていますが、自転車では通れなさそうなので脇道にそれ、山陰本線の高架を潜り、丸太町通を横切って、御室川沿いの住宅街に出てきました。

こんなこと呟いてますが、一日で複数のランドスケープを回っているからこんなルート取りをしているのであって、
嵯峨野に行くのにこんな所を通る必要は無いんですけどね!
いや、なんか秘封倶楽部の二人って、こういう普通の住宅街は歩き潰しているようなイメージがあって......

さて、再び162号に合流し、えっちらおっちら坂道を登ります。
福王寺交差点で29号線に入れば、後は嵯峨野までひたすら下り坂です!

嵯峨野ランドスケープ

今までの市街地とは打って変わって、なんだか風光明媚な場所になってきました。
そのまま道沿いに行けば嵯峨野のお寺町に続くのですが、一本脇道にそれて、なんといいますか...... 農道に突っ込んでいきます!

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田の守り人。

農作業をしている方に怪訝な目で見られながらも、ランドスケープを探します。

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ここですね、嵯峨野ランドスケープです。
いや、すごいロケーションですね......
心太さん、本当に京都を隅々までランドスケープしているんじゃ......

化野念仏寺ランドスケープ

さて、改めてお寺町を抜け、化野を目指します。
普通の住宅街を抜け、京都らしい街なみに。
緩やかな坂道を、ペダルを漕ぐ足に力を込めて登ります。

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というわけで、化野念仏寺に到着です。

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石仏の立ち並ぶ中をそぞろ歩き、ランドスケープを探します。

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見つけました、化野念仏寺ランドスケープです。
右側の石垣のようなもの、絵では何なのかよく分かりませんでしたが、仏舎利殿でした。
......これも見返して気が付いたのですが、イラストのアングルはもうちょっと手前ですね。
たぶん撮影している私のすぐ左手あたりに、赤い布を巻いた石仏があったのでしょう。
ここも再訪したいところです。

せっかくなので、お寺さんを色々見て回ることに。

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Bamboo.

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Jizo.
オン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカという真言を唱えながら、お水をかけるんだとか。

他には、賽の河原と呼ばれる石仏の集積地を見学しました。
数千体もの石仏は圧巻でしたね......

緋毛氈ランドスケープ

さて、化野巡りはまだ続きます。
この後は山なので、念仏寺の駐輪場に一旦BT号を置いておき、清滝方面に続く坂道を登ります。

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すごい所にかかってる鯉のぼり。

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しばらく行くと、一の鳥居が見えてきました。
愛宕街道の入り口ですね。
この一の鳥居のすぐ奥に、江戸時代から続く鮎料理の老舗、鮎司 平野屋さんがありまして、そちらがランドスケープとなっています。

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緋毛氈ランドスケープです。
調べてみましたが、すっげくラグジュアリィなお店ですね......
い、一度は食べに行ってみたいな。
志んこと呼ばれている米団子が有名だそうで、秘封倶楽部の二人はこれで一服したのではないでしょうか。

清滝隧道ランドスケープ

平野屋さんを過ぎ、坂道を暫く行くと、次のランドスケープが突然目の前に現れました。

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清滝へ続く交互通行の隧道、清滝隧道ランドスケープです。
イラストの方では上部の鉄柵は崩落していたので、時代の流れを感じさせますね。

いや、そうじゃないって?イラストではトンネルの中から手が?
はい。京都秘封ランドスケープの中では珍しく、直接怪異が描かれているこの場所。
清滝隧道は、京都市街でも有数の心霊スポットとして有名なのだそうです。
この時の私は、そのことを全く知らないんですけどね!
以下、清滝隧道と清滝峠について知ってる人は笑ってやってください。

まずはランドスケープを写真に収めた私。
次のランドスケープは峠の先、この隧道の向こうなのですが、交互通行ということなので、内部を歩くには狭く、危険なんじゃないか?
ちょっと遠回りになっても、峠を直接歩いたほうが良いのではないか。
そんなことを考えて、清滝峠を歩くことに決めたのです。

峠の中ほどに差し掛かった時に、こんな光景を目にしました。

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画像真ん中にご注目下さい。
右手の壁から、下向きのカーブミラーが生えています。
これは別に心霊写真とかではなく実在しており、この時の私も不思議に思って見上げるなどしていました。

ええ、これこそが清滝峠の怪異その1、一見意味のないカーブミラー。
それを覗き込んだ時、自分の姿がそれを覗き込んだ時、自分の姿が映っていなければ、近々自分は...... というよくある奴!!!
めっちゃ覗き込んでた!!!
たぶん自分の姿は映っていたと思います。

そしてこの後、愛宕山に登るわけですが、私がこれまで登ってきた京都の山は、稲荷山、吉田山、雙ケ岡の3箇所。
この3箇所を基準に体力配分を考えていたのですが、ハイ。
修行の山をナメていました。
登山の際には、しっかり下調べと計画を建てておこないましょう!

愛宕山ランドスケープ

峠を越えてしばらく行くと、目の前に「保養地」という言葉のイメージそのままな、趣有る町並みが広がっていました。

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画像手前の橋の下には、澄んだ清流が流れています。

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沢で遊ぶ子供、実在していたのか......

そして宿場町の外れに到達。

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修行の山、愛宕山の入り口です。
このあたりで薄々感づいてしまいました。
あれ、これはガチの山だぞ?

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うーん......

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これは......

ガチ登山じゃん!

ハイキング気分で山に足を踏み入れてしまいましたが、ランドスケープを拝まずには帰れません。
既に京都市街を東から西へほぼ横断した足に鞭打って、ただひたすら登ります。
帰りもまた、西から東へ横断するんだよなあ......

愛宕山の登山道には、一町毎にお地蔵様が設置されています。
ランドスケープのイラストにもこのお地蔵様が描かれているので、道中一町毎にランドスケープポイントかを確認しながら歩きます。

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見つけました、愛宕山ランドスケープです。
お地蔵様のさらに裏側の視点から登山道を見るんですね。
一回目では分からずに通り過ぎてしまい、後から気がついて戻ってきました。
イラストだとメリーさんがパンプスを履いているように見えるのですが、そんな靴でこの山道は厳しかったでしょう......

なお、この画像から見て左手に、酒樽が奉納され、丹塗の柵に囲まれた杉があります。
これは大杉大神、あるいは大杉社と呼ばれるお社だそうで、ランドスケープ探訪の際には、これを目印にすると良いかもしれませんね。

登山道の途中に、京都市街を一望できる場所がありました。
すごい良い眺め。

愛宕ケーブル跡ランドスケープ

さて、愛宕山にあるランドスケープはここだけではありません。
もう棒っきれになりかけている足を無理やり動かして、山道を行きます。

次の目的地は愛宕山のケーブルカー跡。
この山がレジャースポットとして栄えていた頃の名残のようです。
GoogleMapでは詳しい道順が分からなかったので、インターネットで調べてみると、
正規の登山ルートではなく、案内板なども整備されていないような外れルートを行く
とのこと。遭難しそう。

とりあえず、見つけた廃墟探訪サイトの記述を信じて調査です。
水尾方面からの登山道と合流する三叉路から山頂側に少し歩いていき......っと。
あ、これですかね。明らかに通り道っぽいのがあります。
進んでいくと、明らかに廃墟というか、建物の基礎部分らしきコンクリートが散在しています。
土産物屋さんかなにかの跡でしょうか。
道が合っていることを確信したので、そのままずんずん進みます。

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ありました。愛宕山ケーブルカーの跡地です。
これ勝手に入って良いのかな......?

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あ、良さそうですね。
2015年に建てられたらしい、真新しい立札がありました。
たぶん先の分かれ道も整備されて、新しい立札が立つのでしょう。

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せっかくなので、建物内部を探索です。
建物は地上2階部と地下にあたる部分が残っており、ケーブルカーの導線であったと思われる斜面の構造も見ることができます。

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階段もまだしっかりしている。

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2階部分はこんな感じ。

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ベランダにも出れます。

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流石にこの上は怖いので止めました。

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地下部分はこんな感じ。

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動力部の跡らしき構造物が、まだ残っています。

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外から見るとこんな感じ。

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ちょっとだけ構造物を降りてみました。
これが麓まで続いているのでしょうか。

と、立派な廃墟に興奮してつい色々撮ってしまいましたが、お目当ては京都秘封ランドスケープ
建物を正面から見て右側面に、三階分の様子が一挙に撮れるアングルがあり、その構図がイラストに採用されています。

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というわけで、愛宕ケーブル跡ランドスケープです。
蓮子のスカートのデザインが愛宕山ランドスケープのものとは異なるので、たぶん彼女達は複数回この山に登っていますね......
私?一度で十分かな!
余裕があれば、山頂まで行って愛宕神社に詣でたかったのですが、時間的にも体力的にもキツそうなので断念。
さて降りるぞ、と踏み出した矢先。

雨が降り出しました。

清滝隧道ランドスケープ 雨の宵闇編

急いで下山します。
雨具を持っていなかったので濡れ鼠、その上、疲労の極みで足も動かない。
ひいひい言いながら木々の葉の下を伝い歩いていきます。

やっとの思いで麓の鳥居までたどり着き、側の建物の軒先で雨宿り。
懐かしい缶のポカリスエットがあったので、喉を潤しつつ休憩。
なんとか動けるようになったので、決断的に歩みを進めた所で、思い至りました。

帰りもあの峠を越えるの?

単純に体力的な問題で、それは厳しそうです。
少々怖いですが、清滝隧道を通るのがいいでしょう。こんな時間に車も通るまい。
既に辺りは薄暗くなり、しとどに降る雨と街灯の光で雰囲気満点の隧道を歩いていきます。
すると、背後から光が。
なんと市街行きのバスが私を追い越していったのです。
停留所の場所次第では、乗っても良かったかもしれませんね。
800m程の行程が終わり、振り向いて一枚。

すげえ雰囲気でしたよ、ええ。
なんと言ってもここは清滝峠の怪異その2、清滝隧道!
到着時に通行待ちの信号機が青だったらトンネルに呼ばれているとか、トンネル内を走行中に女が突然ボンネットに落ちてくるとか、そういうよくある奴!!
雨天の逢魔時に、徒歩で踏破しちゃった!
怪異巡りなら十分満足できる内容かもしれませんが、事前知識も無し、雨と疲労でヘロヘロでの行程だったため、感じていた恐怖心はオカルト的な奴とはまた違うタイプでしてな......

まあ、バスが通っていることからも分かるように、地元の方も普通に使う生活道路のようですね。
戦前、愛宕山がレジャースポットだった頃に通っていた愛宕山鉄道の名残なのだとか。
愛宕山中の廃墟も合わせて、当時の事を偲びながら史跡を巡るのも良いかもしれません。

化野念仏寺の横まで帰ってきました。
雨の中、BT号は然り私を待っていてくれました。
ちょっと感動。(何に

さて、これから出町柳界隈まで帰るわけですが、地図で言えば、昼間に下ってきた29号線を福王寺まで戻り、そこから一条通に入るのが筋でしょう。
しかしもう足はパンパン、もう一度あの上り坂を自転車で登るのは嫌だ......
そこで遠回りではありますが、比較的平地の多い市街地を通って帰ることにしました。
嵯峨野を抜けて丸太町通へ入り、もはやおなじみの雙ケ岡を南に迂回、妙心寺の側を抜け、西大路に出ます。
西大路を北上し、京福北野白梅町駅前まで来れば、そこは懐かしき今出川通
後はひたすら東へ、東へ。

こうして、振り返ると無茶苦茶な日程のランドスケープ探訪を終え、百万遍界隈に戻ってきました。
この時点で20時ぐらい。

しかし、夜はまだこれからです

2016GW 何も決まっていないオフ会その1

突然ですが、alg_d*3という数学者をご存知でしょうか。
この5/3に、氏が京都を訪れてオフ会をすることになっていました。
私も偶然京都にいるので、このオフ会に参加しようと思っていたのですが......

togetter.com

詳しくはまとめを読んでいただければ分かるのですが、別に読まなくてもいいので要点だけ。
愛宕登山の所要時間を完全に見積もり間違えて、
大幅どころではない遅刻をかましました。

まあ、当日になるまで何処で何をするのかも決まっていないオフ会だったし、各位はそれぞれ好き勝手にやってたしで問題はたぶん無かった。

さて、疲労困憊で百万遍界隈にたどり着いた私。
とりあえずご挨拶だけ、ということで京大界隈某所のオフ会場に顔を出した後、今夜のお宿を提供してくれる友人、まれいん氏と合流。
銭湯に一風呂浴びに行き、まれいん兄やショスタコーヴィチちゃん*4と偶然会うなどした後ご飯へ。

このときの時刻はほぼ23時
時間が何だ、今ならなんだって食えるぜ......

まれいん氏はオフ会に参加されないのでここで別行動。
私は幽鬼のような足取りでオフ会場へ向かいます。

大遅刻をかましたちゃんふーと(疲労)を温かく迎えてくださった皆さんと歓談したり、TRPGをしたりと、比喩ではなく一日を全て使って遊びきりました。
そのまま朝方まで遊び、オフ会場の椅子の上に倒れ込むようにして就寝。


5日目

2016GW 何も決まっていないオフ会その2

おはようございます。
オフ会の〆に、白川通沿いの天下一品本店を目指します。
昨日の今日で起き抜けにラーメンとか、内蔵大変だな。

流石は本店だけあり、お昼前でもかなりの人数が並んでいました。

結局ガッツリ食べました。

今日は休憩日

オフ会が解散した後、まれいん氏から体調を崩したとの連絡が。
寝てればなんとかなりそうとのことだったので、差し入れだけしてまれいん邸を一旦辞去。
行き場に困っていると、2日目にもお会いしたぴあのんちゃんからお誘いがあり、お言葉に甘えてぴあのん邸にお邪魔しました。
洗濯物が溜まっていたので洗い場を貸してもらったりしているうちに、ついうとうとしてしまい......
気がついたら夕方。
体力的にも限界だったので、今日は一日身体を休めることに。

夜になり、体調が快復したまれいん氏と京大界隈で合流。
大学の友人達を誘って麻雀の卓を囲みました。

おゆはんには、まれいん氏の料理スキルを存分に振るっていただいたり
深夜3時に何を食ってるんだ......

そのまま、まれいん邸で就寝。
一日のんびりすごしました。


6日目

旅も6日目となりました。
まずはぴあのん邸にもう一度お邪魔して、洗濯物を受け取りに行きます。

ついでに朝兼昼ごはんも。

さて、本日は京都北部に向かいます。
叡電一日フリーきっぷを購入し、いざ出発です。

まずはびょ~っと終点、鞍馬まで。

鞍馬ランドスケープ

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着きました。鞍馬寺です。

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新緑の中、階段を上がっていきます。
階段があるだけで登りやすさが全く違う......

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鞍馬の大杉を見上げたり、

企画展示を観たりしながら、どんどん登っていきます。
本殿の手前の手水舎を見下ろす構図が、今回のランドスケープです。

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鞍馬ランドスケープです。
人通りが多く、シャッターチャンスを待つのが難しかったです。
大型連休なので仕方がないですね。

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お参りをした後、そのまま参道の奥へ進みます。
この道を行けば、貴船の手前に出られるのです。
結局山歩きするじゃねえか!

ところで、この山中で頭上から小石かなにかが降ってきて頭に当たったのですが、これが天狗礫ってやつですかね。

貴船ランドスケープ

貴船口まで降りてきました。

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もう川床が出ています。
ここにも一度来てみたいですね。

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貴船神社に着きました。
京都市街の北端なはずなのですが、人気スポットだけあって、人通りがありますね。

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というわけで、貴船ランドスケープです。

夜にも再訪したいな。

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ちょっと引いた視点からもう一枚。

二ノ瀬ランドスケープ

さて、叡電貴船口駅まで歩いて戻り、もう一駅だけ南、二ノ瀬駅まで移動します。

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駅のホームからの眺めがこんな感じ。
完全に山間の集落です。

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駅のホームから降りる階段からの眺めがこうで、

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階段を降りて振り向いた視点がこう。
完全に地元の方のための駅ですね。
そこに降り立った異邦人の感じ、なんだかワクワクしてきました。

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道端にチョークで落書き。
昔はそこらじゅうで見たのですが、今はあまり見かけなくなりましたね......

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川辺に佇む瀟洒なベンチ。
地元の人が置いたものでしょう。
ここから水の流れを眺める午後は素晴らしい時間だろうなあ......

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そんな住宅街を探索していると、見つけました。
画面奥に見える鳥居(?)がランドスケープなのですが......

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こんな感じで、叡電の線路が参道をぶった切っています。
元のイラストからして不思議な場所だなあ、と思っていましたが、実際に見るとまた素晴らしい雰囲気だ......

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というわけで、二ノ瀬ランドスケープです。
こんな場所を見つけるだなんて、心太さんの観察眼には脱帽です。

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ちょっと引くとこんな感じ。
ちなみに、参道の奥にはお不動様がありました。

府道40号線ランドスケープ

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再び叡電に乗り、またもや一駅だけ南、市原駅で下車。
府道40号線を下っていきます。

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道中、線路沿いから見えた光景に思わず足が止まりました。
先程の二ノ瀬ランドスケープでは線路の上を跨ぎましたが、今度は線路の下を潜った先に神社があるではありませんか。

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大神宮社だそうです。
住宅街のただ中にあるためか、しっかりと管理されていました。

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ウチからソトを眺めてみる。

そんな寄り道をしつつ歩いていくと、道の直ぐ側に大きな赤い鉄骨が見えてきました。

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府道40号線ランドスケープです。
流石に上りこそしませんでしたが、嬉しそうに駆け上がっていく蓮子ちゃんを幻視できました。

シベリア流刑地に泊まる

この辺りで時刻は18時。
日も落ちかけてきており、この辺で切り上げて帰ることにします。
叡電に揺られ、出町柳まで帰ってきました。

ショスタコーヴィチちゃんと合流し、ついでにぴあのんちゃんも誘って夜ご飯へ。

その後はショスタコちゃんと銭湯へ。

缶のフルーツ牛乳、はじめて見たかもしれない。
明治かチチヤスのが好きだなあ。

京都に引っ越してきたばかりのショスタコーヴィチちゃん。
未整理の荷物の一角(シベリア流刑地)に寝床を貰い、就寝しました。


会計報告

4~6日目にかかった費用は次のような感じでした。

マジで?1週間遊んで3万円使ってないの?
当時は大変な満足感に浸っていましたが、こうして振り返ってみてみると、ただ肉体を限界駆動しただけですね。

そんな感じで、7日目に続きます。

hazymoon.hatenablog.jp


*1:自転車で四条通を行くのはオススメしない。自転車の場合、大きな通りはなるべく避けよう。

*2:奈良春日大社の参道脇に立つ松の木(1995年に枯死し、現在は後継の若木が植えられている)のこと。 芸能に関する神の依代であり、能舞台の鏡板に描かれている松の起源となっている。

*3:"ぷよぷよ 攻略"でググるとかなり上位に出てくる攻略サイトの管理人。プロの集合論者にも一目置かれる程の選択公理圏論の研究者であり、現役の大学の先生に日本数学会への入会を勧められる程しっかりした証明を書くことに定評がある。cf. https://togetter.com/li/861391 alg_d氏のサイトはこちら http://alg-d.com/

*4:まれいん氏の高校時代以来の友人。6,7日目の逗留先でもある。以前は関東にいたが、京都在住になった。